①今どんなAIがトレンドなのか

TKP向けAI講義 初日パート①(30分)| 2026-08-26 | ドラフト | Confidential

1今日の最初の質問

  1. 週に1回以上、仕事でAIを使っていますか?
  2. AIに「作業を丸ごと任せた」ことはありますか?

2前回の答え合わせ

前回の講義では「Manus」を紹介しました。
あれから半年——状況はかなり変わりました

3生成AIの世界地図

プレイヤー会社ひとことで言うと主な使われ方
ChatGPTOpenAI一番有名な万能選手質問・文章・調べ物の入口
ClaudeAnthropic長文と実務・コード作業に強い資料作成・プログラム・仕事の相棒
GeminiGoogleGoogle製品との連携が強み検索・動画理解・資料整理
GrokxAIX(旧Twitter)と直結リアルタイムの話題・トレンド
CopilotMicrosoftWordやExcelの中に住んでいるOffice作業の補助

分野特化のAIたち(つくる系)

分野代表的なサービスひとことで言うと
画像ChatGPT Image Gen 2言葉からプロ級のビジュアルを作る
動画Kling(快手)/Veo(Google)/Seedance(ByteDance)/MiniMax言葉や画像から実写級の動画を作る
音楽Suno歌詞と雰囲気を伝えると曲ごと作る
音声ElevenLabs人の声の生成・読み上げ・吹き替え

ポイント:AIは1個じゃない。得意分野で使い分ける時代。

4この1〜2年で起きた「3つの進化」

進化1:「答える」から「作業する」へ

質問に文章で答えるだけだったAIが、ファイルを読み、資料を作り、プログラムを書いて成果物を返すようになった。

「物知りな相談相手」が「手を動かす部下」になった。

進化2:「1回ずつ指示」から「任せて待つ」へ

目的を伝えると、途中の手順を自分で考えて最後までやってくれる——これが「エージェント」。

カーナビと同じ。目的地だけ言えば、経路は任せられる。

進化3:「文字だけ」から「なんでも」へ

画像・音声・動画・長い資料——読むのも作るのも、AIの守備範囲になった。

5その先に見えている、3つの大きな流れ

流れ1:AIは「使い分けて組む」時代へ

1個の万能AIを探すのではなく、得意の違うAIを複数組み合わせてチームにする(=オーケストレーション)。

この後のパートで、実際に動いている体制をお見せします。

流れ2:「SaaS」という概念がなくなりつつある

これまでの業務ソフトは「月額で契約して、人間が画面を操作する」のが当たり前でした。
いま起きているのは:

「ソフトを買って人が覚える」から「AIに言えば済む」へ。

流れ3:AIがAIを育てる——「ループエンジニアリング」

この夏出てきたばかりの、いちばん新しい流れ。

6このパートのまとめ

  1. AIは1個じゃない——使い分けて組む(オーケストレーション)時代
  2. AIは「答える」から「働く」に進化した
  3. ソフトは「買って覚える」から「AIに言えば済む」へ

次のパート:「AIが働く時代に、仕事と社会はどう変わる?」